【No.97】俯瞰する能力を身に着けるために意識すること

たいらーまん

【自己紹介】茨城県取手市出身 27歳
【経歴】大学卒業後、地方銀行に就職⇒不動産会社に転職
【ブログのテーマ】ダメ社員が一流社員になるまでのノウハウをお届け

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仕事

どうも、たいらーまんです。

社会人8年目に突入して、新人の頃は周りが見えず自分が何の仕事をしているか分からないまま毎日忙殺する日々を過ごしていましたが、今では自分の能力を把握したうえで、やるべき事、出来る事がある程度みえてきたと思います。
新卒で入った銀行は、会社の決算情報を扱って登録作業や融資審査業務をしていましたが、マジで何を教わっているか分からず、「それ教わるの何回目?!」と先輩によく怒られながら何回も聞いて、疲弊していたのを覚えています。
当時の記憶が鮮明に残っているので、先輩になった今、後輩に教える時は「何回でも聞いていいから迷ったらその時点で聞いてね」と伝える事を意識しています。
今ではそんな台詞を言うのが当たり前になりましたが、あれ?そう言えばいつから俯瞰してそんなこと言えるようになったんだっけ?と我に返ったので、振り返ることにします。

さっきの新人時代の筆者に似ている後輩がいます。でも、多分後輩の方が僕の新人時代よりコミュニケーション能力もあってやる気もあるので優秀なのが前提ですが、、
その後輩は目の前の仕事に取り掛かると一点集中になり、他の業務がおざなりになることがよくあります。
自分のキャパが分からず、気づいたときには事故しているといった状況です。
いつも落ち込んでいる後輩を見ていると、当時の自分にも同じ時期があったなと思い出すのです。

当然慣れもあるし、いずれは良くなるでしょう。
ですが、その成長期間の取り組み方や考え方で、その先の仕事も大きく影響するのではないかと感じます。
自分のキャパを知らないとさっきのように気づいたら事故って周りに迷惑をかけますが、世の中にはキャパの範囲内でしか仕事が出来ない人も沢山います。
一言でミスをしないように仕事をする人のこと。
ミスはありませんが、大きな成果や報酬を得られないのが特徴です。
さっきの後輩がこの期間をどのように過ごすかで、先の仕事の器量や人間力は違った形で変化すると感じます。

テーマの話になりますが、もしこの後輩に俯瞰する力があったとしたら仕事の仕方は大きく変わると思います。
自分のキャパも把握できるので、そのうえで必要な判断ができます。
仮に能力が低かったとしても、俯瞰する能力さえあれば軌道修正していけるので大きな事故はありません。
かつ、ミスしないことだけが良いことと思わないのも、俯瞰する能力の特徴です。
自分の能力値を把握したうえで、もっと成長するために挑戦する思考こそが俯瞰できる人の力だと思います。

では、物事を俯瞰するためにはどうすればいいのか。
今までの経験則で、必要な事が3つあります。

①常に一日を振り返り、明日の目標を立てる
②とにかく挑戦して失敗を繰り返す
③カッコつけず、自分の弱さを認める


①常に一日を振り返り、明日の目標を立てる

毎日何気なく過ごすのではなく、目的や目標を持って一日に向き合います。
例えば、自分は今何で悩んでいるのか、何が課題なのか、どんなことをしたいか、今日はどんなことを意識して生活するかというように意味を作っていきます。
すると、一日のなかでも、その日やる事に対して目的意識が生まれるようになります。
この目的意識がつくと、その目的に対してその日の自分の行動が合致しているかという視点が生まれるので便利です。

②とにかく挑戦して失敗を繰り返す

やはり失敗しないと人は気づかないと思います。
失敗したらなぜ失敗したのか、どのように改善すればいいのか必ず振り返ります。
例えば、仕事の納期が迫っているのにスケジュール管理を失敗してギリギリで問題が発覚したといったミスをしたなら、次は頭で整理せずに表に案件を書きだして毎朝チェックする。それを一日のToDoに落とし込み逆算して取り組む。
失敗するとネガティブになり仕事をセーブしてしまうのが普通な思考ですが、そこで新たなアクションを決めて次は管理して想定通りに進める、それができたなら一つ仕事を増やしてみて同じようにできるか検証してみる。それで失敗しても、その計画に問題があるだけなのでまた修正する。
そうすると失敗しても次はワンランク上の仕事ができるようになります。

③カッコつけず自分の弱さを認める

俯瞰できていない人の特徴として、常にベクトルが自分に向いていて周りからよく見られたい、失敗したくないといった考え方があります。
そうすると虚勢をはり、自分の悪い部分を隠すようになります。
結果、後で問題が発覚したときに周りの信頼を落とし、さらに自己肯定感が低くなるといった現象が起こります。
最初から自分は出来ると思いこまず、自分の弱さに正直になり、紳士に向き合ってみてください。
真正面から問題に向き合って、全力で取り組むと自分が変わるだけでなく周りも変わっていきます。
周りも助けてくれるようになります。

最初からすべて上手く行く人は限られていると思いますし、仮にいたとしても長期でみてその人が優れているとは限りません。
変に自分に期待せず、まずは自分と向き合ってみてください。
何か指摘されたことがあれば思い出してみてください。
何か褒められたことがあればそれを書き出してみてください。
自分が面白いなと思ったこと、難しいなと思ったことそれぞれ考えてみると自分の立ち位置が徐々に分かってきます。
そのうえで、それが本当に正しいのか日々の取り組みで検証してみてください。
細かなことでもいいです。
資料作りが上手い、報連相が難しい、説明が苦手、案件の確度を高めるのが人よりも優れている。
冷静に分析できてくると、自分の上達具合がみえて楽しくなってしまうかもしれません。

では、また。



たいらーまん

【自己紹介】茨城県取手市出身 27歳
【経歴】大学卒業後、地方銀行に就職⇒不動産会社に転職
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