どうも、たいらーまんです。
今回はいつものテーマとずれる内容ですが、悪しからず。
僕自身、不動産の仕事をしているので注文住宅を検討されているお客様と話をすることもあります。
僕たちの売っている商品はメインは建売ですが、規格型の注文住宅もやっています。
そこで注文住宅を検討される際に、知っておくべきことがあります。
意外と知らずに購入してから、後悔している人も多かったのでアウトプットも兼ねて記事にしていきます。
注文住宅の効果を発揮するのは45~50坪
住宅の購入を検討する方で初めに展示場に行かれる方は多いと思います。
ところで展示場の家って、めちゃくちゃ大きいですよね。
大きさで言うと大体、90坪近く。
あのまま建てたとすると建築費用は1億円近く。
では、一般の家族が住むのに、適性の大きさってどのくらいでしょうか?
1人当たり→7~8坪が有効面積がとれて住みやすい大きさと言われます。
仮に4人家族だったら、28坪~32坪。
これ以上の大きさはその分部屋が広くなるので当然、掃除も時間がかかりますし使っていない場所もでてきます。
使っていない場所には固定資産税も重くのしかかるし、使っていない部屋はホコリもたまりやすく清潔感を保つのは大変です。
と、そこまでいうのは大げさですが事実。
では、仮に32坪の間取りを自由設計で考えたとします。
日あたりを考えてお風呂と脱衣所、トイレを南側に持っていきたいという人は特殊なので、大半の人はリビングを南側に配置します。
でも32坪の場合、例えば16帖のLDKと和室6帖を南側に配置したら残りは北側のスペースのみ。
北側のスペースに玄関、階段、風呂脱衣所、トイレを置いたらこれで1階のスペースはほぼほぼ埋まります。
何が言いたいか、自由設計で32坪の家は建売の間取りと変わらない。
自由設計は45~50坪ないと威力を発揮しません。
螺旋階段が欲しい、1階に大きな衣裳部屋が欲しいっていったら、それだけで簡単に50坪超えてしまいますが。
アオキで売っているスーツを、オーダースーツ専門店で買うのと同じなのでは?
建売でよくある間取りをわざわざ自由設計で買うメリットはあるのでしょうか?
例えばスーツを買いに行くとき、アオキや青山で自分のサイズに合ったスーツを買うと安いスーツだったら2万円もしなかったりします。
ですが、全く同じ素材で同じサイズのスーツをオーダーメイド専門店で購入すると8万円くらいしてしまうわけです。
家の話にもどりますが、それでも、あのハウスメーカーのブランドが気に入っているなど相当なこだわりがあるのでしたら、買った後の後悔はないんだと思います。
ですが、仮に同じような間取りで予算が1,000万近く差があったとしたらどちらを選びたいですか?
注文住宅はどんな人にオススメ?
お伝えした通り、もし建物に強いこだわりがあるのでしたら注文住宅の自由設計で検討していった方がいいでしょう。
もしくは、自己資金1,000万以上で予算にゆとりがある人であれば、自分が建てたいように建てるのが良いと思います。
建売りでは、現実的にできない住宅であって、そのこだわりだけは絶対に外せないという方にとって、注文メーカーを選ぶことのメリットは莫大です。
一方、庭は広い方がいい、キッチンが広い方がいい、パントリーが欲しい、シューズインクロークが欲しいなどの要望がよくありますが、実は建売でもそういった要望であれば叶えられることが多いです。
こだわりはないけど注文住宅で家を購入した人にとって、最終的に残るのは重くのしかかる住宅ローンの返済のみです。
建売メーカー側からの視点で記事を書きましたが、こういった視点を一つもちながら家探しを考えてみるのはいかがでしょうか?
終わり
【自己紹介】茨城県取手市出身 27歳
【経歴】大学卒業後、地方銀行に就職⇒不動産会社に転職
【ブログのテーマ】ダメ社員が一流社員になるまでのノウハウをお届け